マラセチア属菌(Malassezia globosa)

微生物学

癜風

疫学 夏に好発(発汗↑のため)、20〜30歳代に多い
病態 毛孔、表皮の常在菌のマラセチア属菌が感染し生じる皮膚疾患
症状 上胸背部・腋窩に境界明瞭な淡褐色斑(ときに脱色素斑)
②皮疹は融合・拡大し、メスの先で擦るとふけが出る(粃糠様落屑)
③掻痒はないことが多い
検査 Wood灯で病変部に黄褐色蛍光、KOH法で鱗屑に細長く短い菌糸+胞子を確認
治療 イミダゾール系抗真菌薬の外用、多汗の防止

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