2020-10

薬理学

オピオイドの作用機序と副作用

作用機序 シナプス前オピオイド受容体に結合し、電位依存性Caチャネルの活性化を抑制し、興奮性神経伝達物質の遊離を減少させる。また、シナプス後オピオイド受容体に結合し、Kチャネルを活性化してKの流出を増加させシナプス後膜を過...
小児科

小児科総論

成長と発達 発育 発育 = 成長(形態的変化)+ 発達(機能的成熟=言語・運動などができるようになる) 【発育指数】   計算 基準値 Kaup指数 体重(kg)÷身長2(m):乳幼児版BMI意義:乳...
薬理学

麻薬性鎮痛薬、依存形成薬物

オピオイド受容体 μ受容体 【μ1】鎮痛、縮瞳(耐性×)、腸管運動抑制(耐性×)、多幸感・依存、カタレプシー(脊髄に作用し躯幹筋の緊張増加=鉛管現象)【μ2】呼吸抑制(呼吸中枢の抑制) δ受容体 鎮痛、血圧低...
薬理学

脳卒中治療薬、神経系治療薬

脳卒中治療薬 脳梗塞治療薬(抗血小板薬) オザグレル(カタクロット®、キサンボン®) 脳梗塞治療薬(脳保護薬) エダラボン(ラジカット®) 脳梗塞治療...
薬理学

制吐薬・鎮暈薬

中枢性制吐・鎮暈薬 ジメンヒドリナート(ドラマミン®)ジフェンヒドラミン・ジプリフィリン配合(トラベルミン®) 5-HT3受容体拮抗薬 一般名商品名特徴インジセトロンシンセロングラニセトロンカイトリルオンダンセトロンなし...
薬理学

片頭痛・慢性頭痛治療薬

トリプタン系(5-HT 1B/1D作動薬) 作用機序 血管の拡張を阻止し、拡張した血管を収縮することで偏頭痛発作を改善する。 副作用 血管収縮作用があるため虚血性心疾患、脳血管疾患、末梢血管疾患に...
薬理学

ベンゾジアゼピン系(BZ系)の作用機序と副作用

精神科

精神科総論・精神科用語

精神保健福祉法 精神障害者 統合失調症、薬物中毒・依存、知的障害などの精神疾患を有するもの。精神障害者は障害者総合支援法により、通院医療に係る自立支援医療費の支給(患者1割...
薬理学

抗てんかん薬

てんかんの約70%が薬物コントロール可能で、約30%が難治性で薬物治療が無効。単剤治療が原則で、数剤試しても効果がなければ異なる薬理作用を持つ多剤併用を行う。多剤併用が無効な場合は外科治療を検討する。 てんかんの薬剤選択 ...
薬理学

BZ系(抗不安薬、睡眠薬)

ベンゾジアゼピンの作用機序と副作用 GABAA受容体のBZP結合部位に結合してGABAの作用を増強し、Clの透過性を亢進させる。その結果、シナプス後膜を過分極して神経過活動を抑制する。BZP結合部位はω1~ω3のサブタイプ...
タイトルとURLをコピーしました