外耳の先天異常の概要
耳介軟骨の成分であるヒアルロン酸は耳介軟骨の可塑性に影響するが、血中エストロゲン濃度が高いとヒアルロン酸は増加する。生後1週間は母体由来のエストロゲンによりエストロゲン血中濃度が高く維持される。そのため出生後1週間以内に治療を開始することが望ましい。このエストロゲン濃度は生後6週までに小児レベルまで減少し、その結果、軟骨の可塑性は著しく低下する。そのため生後6週以降に治療を開始した場合の治療効果はばらつきがあると言われている。
耳介の部分的変形(耳輪の変形)
埋没耳
耳介の部分的変形(対耳輪の変形)
立ち耳
| 病態 | |
| 所見 | ![]() |
| 第二選択 |
折れ耳
| 病態 | 耳介上部が単に折れ曲がったもの(指でおこすと通常の耳の大きさになる)。1歳までに8割以上が自然軽快すると言われている。 |
| 所見 | ![]() |
| 治療 | ①非観血的治療:耳介軟骨の可塑性の高い生後早期から治療介入する |
●矯正装置:スプリントを用いる![]() |
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| ②観血的治療:3歳以降であれば耳介成長に影響ないため多くは就学前に行う | |
| ●対耳輪形成術:耳介後面から皮膚および軟骨を紡錘形に切除する |




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