尋常性疣贅、扁平疣贅、尖圭コンジローマ

皮膚科

尋常性疣贅

疾患の概要

概要 所謂、イボのこと
病態 主にHPV2型によって生じる良性腫瘍。ウイルスは皮膚の微小外傷から侵入し、角化細胞に感染する。角化細胞の分化に伴ってウイルスの複製が進み、顆粒層で成熟ウイルス粒子が完成する。そして落屑とともにウイルス粒子が放出され、他の部位へ感染する。潜伏期間は1〜6ヶ月。
症状 ミメルシアを除いて、自覚症状はほぼなし

疾患の診断

部位 手足背や指趾に好発(特に小児)
①足底疣贅:足底に生じ、あまり隆起せず角化性病変を形成。胼胝や鶏眼に類似するが、表層の角層を削ると柔らかく容易に出血点が現れる。
②ミメルシア:手掌足底に生じるドーム状の小結節で、噴火口状の外観を呈し、発赤や圧痛を伴うことが多い。足底疣贅の一種。
③色素性疣贅:尋常性疣贅の臨床像に黒色調の色素沈着を伴ったもの。
④点状疣贅:白色点状角化病変が手掌足底に多発する。
⑤糸状疣贅:顔面、頭部、頸部に生じ、直径数っmの細長く伸びた小突起。
視診 角化性小丘疹として初発し、増大するとともに疣状に隆起して数mm〜数cm大まで至り、徐々に拡大することがある。多くは多発性で、集簇融合して局面を形成することもある
触診 表面がざらざらした丘疹
病理

疾患の治療

①クライオ 液体窒素による凍結療法
②CO2レーザー 施術者は吸入しないようN95つけて行う
③切除 尋常性疣贅かはっきりしない、大きい、他の治療で効果不十分な場合
④内服 多発例にはヨクイニン内服(完治に至ることは少ない)

生活上の注意

① 皮膚が接触するプール用品やタオルの貸し借りは避ける
② 風呂の足拭きマットは頻繁に洗う
③ 1ヶ所に存在すると別の場所にも移りやすいため、5本指ソックスなど工夫をする
④ カミソリの深剃りは他の部位に移りやすいため避ける

扁平疣贅

尖圭コンジローマ

コメント

タイトルとURLをコピーしました