エンテロコッカスの特徴
カタラーゼ陰性
血液寒天培地ではγ溶血を示す（非溶血）。 腸管、上気道、皮膚、外陰部に常在する。
日和見感染症（尿路感染症、感染性心内膜炎）
| 病態 | 易感染者の体内で増殖し、尿路感染症などの日和見感染症を起こす。また、まれに亜急性感染性心内膜炎や敗血症を引き起こす。アンピシリン耐性・バンコマイシン耐性（VRE）のような薬剤耐性菌に注意する。 Enterococcus faecalis：主に市中感染、アンピシリン感受性 Enterococcus faecium：主に院内感染、アンピシリン耐性 |
| 症状 | |
| 検査 | |
| 治療 | セフェム系抗菌薬は無効！ Enterococcus faecalis：アンピシリン、ペニシリンG Enterococcus faecium：バンコマイシン、テイコプラニン VRE：リネゾリド |
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