皮膚欠損(縫縮術、植皮術、皮弁形成術)

皮膚科

皮膚欠損の概要

広範囲熱傷などを除いて、部分的な皮膚欠損のみでは生命予後に大きな影響を与えることはない。しかし、皮膚には進展性があり、運動時に筋肉と連動して関節の可動を許すという機能的な面がある。また、整容的な側面もある。

形成外科は機能性を担保された上で、整容性を確保する。

真皮浅層までの皮膚欠損 保存的治療で瘢痕を残さず治癒する
※外傷や熱傷では、真皮深層以上かどうか視診だけでは判断が難しく、微妙な判断の場合はまず保存的な治療を行い、瘢痕治癒した場合にはその治療を行う方が最終的な整容性は高いことが多い
真皮深層以上の皮膚欠損 ①肉芽組織の増生と辺縁表皮細胞増殖による上皮化で瘢痕・治癒する
②欠損のまま難治性潰瘍となる(易感染性)
  →瘢痕組織が持続的に増殖すると徐々に肥厚し、掻痒や疼痛があり、硬くて赤みが強く隆起する肥厚性瘢痕となる。肥厚性瘢痕が軟らかくなるには数ヶ月〜数年を要し、関節部位などでは容易に瘢痕拘縮を引き起こす。

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