表皮系母斑(脂腺母斑、副乳など)

皮膚科

脂線母斑 sebaceous nevus

疫学 新生児の0.3%にみられる
病態 脂線などの皮膚付属の過誤腫が先天性に頭部や顔面などに生じる疾患。思春期頃から隆起が増強し、次第に疣贅状になり、色調が褐色調を帯びる。中年以降になると本症を母地として種々の上皮系腫瘍が発生する。続発する腫瘍としては良性付属器腫瘍や基底細胞癌が多い。病変部ではKRASやHRAS遺伝子の体細胞変異が報告されており、これにより病変が形成されていると考えられている。生涯の悪性腫瘍発生率は5%以下と考えられている。
症状 無症状
所見 頭部や顔面に好発、通常単発性でφ1〜10cm程度、類円形ないしブラシュコ線に沿った線状、わずかに隆起した黄色調の脱毛局面を形成
治療 二次性腫瘍の発生が疑われる場合や整容目的で切除希望のある場合は外科的切除を行う。頭皮の場合は菱形皮弁や回転皮弁などの局所皮弁が好まれる

副乳

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