表皮ブドウ球菌

微生物学

表皮ブドウ球菌の特徴

皮膚に存在する体表常在菌。病原性が弱いため通常は不顕性感染となる。ただし、免疫力が低下した患者ではカテーテル挿入部位から感染して病原性を示す。

カタラーゼ陽性、コアグラーゼ陰性

日和見感染症(カテーテル感染症)

疫学 カテーテル関連血流感染症の起因菌としては最も頻度が高い。
病態 免疫力が低下した患者では、カテーテル先端に付着した表皮ブドウ球菌が体内に侵入し、さまざまな疾患を発症する。強いバイオフィルム産生能力を有する。
症状 敗血症、亜急性心内膜炎、尿路感染症、腹膜炎など
検査  
治療  

(亜急性)感染性心内膜炎

循環器各論を参照。

コメント

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