薬理学 抗てんかん薬 てんかんの約70%が薬物コントロール可能で、約30%が難治性で薬物治療が無効。単剤治療が原則で、数剤試しても効果がなければ異なる薬理作用を持つ多剤併用を行う。多剤併用が無効な場合は外科治療を検討する。 てんかんの薬剤選択 ... 2020.10.17 薬理学
薬理学 BZ系(抗不安薬、睡眠薬) ベンゾジアゼピンの作用機序と副作用 GABAA受容体のBZP結合部位に結合してGABAの作用を増強し、Clの透過性を亢進させる。その結果、シナプス後膜を過分極して神経過活動を抑制する。BZP結合部位はω1~ω3のサブタイプ... 2020.10.17 薬理学
薬理学 向精神薬(抗精神病薬、気分安定薬、抗うつ薬) 神経伝達物質 ドパミンと受容体 分布 関連 D1 大脳皮質、線条体 動機づけ、認知機能、運動の調節 D2 線条体、脳幹 動機... 2020.10.17 薬理学
薬理学 (骨格)筋弛緩薬 中枢性筋弛緩薬 一般名 先発名 特徴 メトカルバモール ロバキシン プリジノール ロキシーン クロルフェネシン リンラキサー エペリゾン ミ... 2020.10.03 薬理学
薬理学 パーキンソン病治療薬 パーキンソン病治療薬 L-DOPA・ドパ脱炭酸酵素阻害薬・COMT阻害薬・MAO-B阻害薬 レボドパの作用機序 脂溶性のレボドパは投与量の10~20%が消化管から吸収され、そのうち1%が脳循環に入り、95%以上は末梢性... 2020.09.26 薬理学
薬理学 抗炎症薬、PG製剤、EPA製剤 非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs) NSAIDsの作用機序 解熱作用 視床下部の体温調節中枢のセットアップを上昇させるPGE2の合成を抑制して解熱作用を示す。 鎮痛作用 ブラジキニンなどの発痛... 2020.09.19 薬理学
薬理学 ステロイド薬・皮膚科薬 塗り薬の概要 【吸収経路】 外用薬は表皮〜真皮浅層まで作用し、真皮深層〜皮下組織へは作用しにくい。 経表皮経路 表皮は多くの脂質が存在するため疏水性物質の方が吸収率が高い。角層が薄いほど吸収されやすくなる。ただし、炎... 2020.09.19 薬理学
薬理学 自己免疫疾患&膠原病治療薬 免疫調整薬 免疫抑制薬より効果は劣るが、易感染性などの副作用も少ない。 一般名 先発名 特徴 金チオリンゴ酸Na シオゾール注 機序不明。RAの骨破壊を抑制する。【欠点】皮疹、腎障害、間質性肺炎の副... 2020.09.12 薬理学
薬理学 甲状腺・骨代謝性疾患治療薬 甲状腺疾患治療薬 甲状腺ホルモン製剤 【注意点】最初から大量投与すると、急激に酸素消費量が増大して虚血性心疾患を起こすことがあるため少量から投与を開始する。また、副腎不全を合併している場合は必ずステロイドを先... 2020.09.12 薬理学
薬理学 抗菌薬(抗生剤、抗生物質)各論 抗結核薬 一般名 先発名 特徴 イソニアジド:INH イスコチンヒドラ 【欠点】ペラグラを起こすことがある。【ADME】チーズの摂取により含まれるチラミンが増加し頭痛、動悸が起こりやすくなる。... 2020.08.22 薬理学