微生物学 アガラクティエ菌、B群レンサ球菌:GBS(Streptococcus agalactiae) B群レンサ球菌の特徴 カタラーゼ陰性 血液寒天培地ではβ溶血を示す(完全溶血:溶血部の周囲が透明調を呈する)。 咽頭部、腸管、膣に常在する。妊婦の保菌率は10~30%であり、分娩時に産道感染する。多くは不顕性感染となるが、産道感染し... 2020.08.12 微生物学
微生物学 A群レンサ球菌:溶連菌、ピオゲネス、化膿連鎖球菌(Streptococcus pyogenes) A群β溶血性レンサ球菌の特徴 カタラーゼ陰性 血液寒天培地ではβ溶血を示す(完全溶血:血液寒天培地で培養すると菌が溶血毒素(外毒素のストレプトリジンO:SLO)を産生し、赤血球に孔をあけて血液を溶かすため、コロニー周囲が透明調を呈す... 2020.08.12 微生物学
微生物学 表皮ブドウ球菌 表皮ブドウ球菌の特徴 皮膚に存在する体表常在菌。病原性が弱いため通常は不顕性感染となる。ただし、免疫力が低下した患者ではカテーテル挿入部位から感染して病原性を示す。 カタラーゼ陽性、コアグラーゼ陰性! 日和見感染症(カテー... 2020.08.12 微生物学
薬理学 狭心症治療薬 硝酸薬 亜硝酸アミル ニトログリセリン(ミオコールスプレー、ミリスロール注) ニトログリセリン貼付剤(ミリステープ、ニトロダームTTS、ミニトロテープ、メディトランステープ、バソレーターテープ) 硝酸イソソルビド... 2020.07.26 薬理学
抗がん薬 化学療法薬 化学療法の副作用 妊孕性障害 アルキル化薬の影響が最も大きく、用量依存性である。 男性 精祖細胞の障害が軽度であれば生殖機能は1~3年かけて回復する。しかし、高用量のアルキル化薬を含むレジメンでは無精子症のまま改善し... 2020.07.04 抗がん薬
微生物学 クリプトコッカス(Cryptococcus neoformans) 概要 莢膜を持つ。酵母。 肺クリプトコックス症 病態 ハトやニワトリの糞で汚染された土壌中で増殖した菌が浮遊し、経気道的に肺に定着する。免疫力低下(特に細胞性免疫低下)... 2020.05.30 微生物学
微生物学 ニューモシスチス(Pheumocystis jirovecii) ニューモシスチス・イロベチー 酵母(栄養体とシストという形態をとり、原虫に近い特徴をもっている) 培養は不可 ニューモシスチス肺炎(日和見感染症) 病態 小児期に多くの人が不顕性... 2020.05.30 微生物学
微生物学 アスペルギルス(Aspergillus fumigatus) 概要 自然環境に浮遊している胞子が経気道的に肺に定着し発症しやすい。Y字型の糸状菌。 進行 治療 予後 侵襲性肺アスペルギルス症(IPA) 急性 抗真菌薬 不良 単純性肺ア... 2020.05.30 微生物学
微生物学 カンジダ(Candida albicans) 口腔、食道~腸管、皮膚、膣内などの常在菌で、免疫力が低下すると発症する。酵母だが仮性菌糸を持つ(感じて糸を引く)。 白い!かゆい!イメージ 表在性カンジダ症(健常者でも感染) 皮膚粘膜カンジダ症 ... 2020.05.30 微生物学
微生物学 臨床上重要な真菌の分類 真菌の概要 真菌は糸状菌 (いわゆるカビ )、酵母(単細胞)、 胞子(キノコ )の総称で、基本的には日和見感染を起こす。他の真核生物との違いは、細胞膜にエルゴステロール、細胞壁にβグルカンとキチン(orキトサン)を含有する... 2020.05.30 微生物学