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微生物学

カンジダ(Candida albicans)

口腔、食道~腸管、皮膚、膣内などの常在菌で、免疫力が低下すると発症する。酵母だが仮性菌糸を持つ(感じて糸を引く)。 白い!かゆい!イメージ 表在性カンジダ症(健常者でも感染) 皮膚粘膜カンジダ症 ...
微生物学

臨床上重要な真菌の分類

真菌の概要 真菌は糸状菌 (いわゆるカビ )、酵母(単細胞)、 胞子(キノコ )の総称で、基本的には日和見感染を起こす。他の真核生物との違いは、細胞膜にエルゴステロール、細胞壁にβグルカンとキチン(orキトサン)を含有する...
微生物学

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌の特徴 皮膚や粘膜(鼻腔・腸管など)に存在する体表常在菌。細胞外マトリックスに結合するため、創傷によって結合して体内に侵入する。 コアグラーゼ陽性:血液凝固作用により、凝固した血漿で菌体が包まれた状態になり宿主側の免疫...
生化学

糖の分類

糖質 糖質:炭水化物から食物繊維を除いたもの 血糖値を上昇させない糖 三糖類以上の多糖類 フラクトオリゴ糖:腸管から吸収されにくい。 糖アルコール エリスリトール:糖アルコールで唯一小腸から吸収されるが...
病理学

病理学総論

病理学用語 萎縮 細胞数の減少および細胞の縮小 肥大 細胞の増大 過形成(増生) 細胞数の増加 化生 分化・成熟した細胞が異なる形質の細胞に変化 退形成 未分化な状態へ変化...
微生物学

臨床上重要なウイルスの分類

ウイルス総論 ウイルスは遺伝子がカプシドに収容された粒子で、多くはゲノム複製に関する酵素は有するがエネルギー産生に関する酵素はないため独立して増殖することはできない。一部のウイルスはカプシドの外側にエンベロープという脂質二...
微生物学

グラム染色できない臨床上重要な菌

マイコバクテリウム属(抗酸菌) 通性細胞内寄生菌(自己増殖能はあるが、マクロファージなどの細胞内で増殖する←液性免疫で排除できない)。グラム染色で染まらないためチール・ニールセン染色を行う。   ...
微生物学

臨床上重要なグラム陽性桿菌

有芽胞菌 バシラス属(好気性)   主な疾患 炭疽菌(Bacillus anthracis) 炭疽(人畜共通感染症の1つ。感染した動物を摂取すると敗血症で致死的になる。) ...
微生物学

臨床上重要なグラム陰性球菌

ナイセリア属(好気性)   主な疾患 淋菌(Neisseria gonorrhoeae) 性感染症 髄膜炎菌(Neisseria meningitidis) 髄膜炎(第2位) ...
微生物学

スピロヘータ・らせん菌

スピロヘータ スピロヘータはグラム染色で染まりにくいため 鍍銀染色・ギムザ染色、電子顕微鏡で確認。 トレポネーマ属   主な疾患 梅毒トレポネーマ(Treponema pallidu...
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