肥厚性瘢痕・ケロイド

皮膚科

疾患の概要

病態 線維芽細胞によるコラーゲン線維産生が過剰になる隆起性病変
誘因 外傷、熱傷、手術などを契機に、通常1ヶ月以内に発症する
悪化 高血圧、妊娠があると悪化する
部位 前胸部>肩甲部>下顎部>耳介、上腕などに好発(逆に頭頂部、上眼瞼、前脛骨はまれ)

疾患の診断

二分類法

実臨床では肥厚性瘢痕とケロイドの中間を示すものもあり二分できない
肥厚性瘢痕 ケロイド
特徴 創面に一致して増殖、数年以内に消退 創面を越えて増殖、消退傾向を示さない
症状 側圧痛(ー)、掻痒(活動期) 側圧痛(+)、掻痒(活動期)
所見 扁平 or 半球状隆起、鮮紅色〜褐色 中央部は退色し扁平化
治療 経過観察 持続的圧迫、ステロイド局注・外用 など
※側圧痛:横から強くつまむと痛い

①JSS(Japan scar scale 2026)

分類(初診時、治療方針決定) 肥厚性瘢痕的性質(6〜15点)なのかケロイド的性質(16点以上)なのか判断し、治療抵抗性を予測する
①日焼けした時の皮膚のタイプは?
⑩枝分かれするなど、不規則な形になっているか?
評価(再診時、治療効果判定) 経過観察、または治療後の変化を18点満点で評価する
②隆起
③瘢痕の赤さ
④周囲発赤浸潤

②鑑別疾患を除外

DFSP
線維芽細胞腫
若年性黄色肉芽腫
※ケロイドや肥厚性瘢痕かわからない場合、切除生検を検討する

③肥厚性瘢痕的性質の場合

③ケロイド的性質の場合

治療法

内服薬・外用薬

①エクラープラスター®
②ドレニゾンテープ®
③デルモベート軟膏®
④リンデロン軟膏®
+α ヒルドイド軟膏® 硬い瘢痕組織を柔らかくする
+α リザベンCP® 掻痒がある場合

手術

適応

コメント

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