2020-05

微生物学

クリプトコッカス(Cryptococcus neoformans)

概要 莢膜を持つ。酵母。 肺クリプトコックス症 病態 ハトやニワトリの糞で汚染された土壌中で増殖した菌が浮遊し、経気道的に肺に定着する。免疫力低下(特に細胞性免疫低下)...
微生物学

ニューモシスチス(Pheumocystis jirovecii)

ニューモシスチス・イロベチー 酵母(栄養体とシストという形態をとり、原虫に近い特徴をもっている) 培養は不可 ニューモシスチス肺炎(日和見感染症) 病態 小児期に多くの人が不顕性...
微生物学

アスペルギルス(Aspergillus fumigatus)

概要 自然環境に浮遊している胞子が経気道的に肺に定着し発症しやすい。Y字型の糸状菌。   進行 治療 予後 侵襲性肺アスペルギルス症(IPA) 急性 抗真菌薬 不良 単純性肺ア...
微生物学

カンジダ(Candida albicans)

口腔、食道~腸管、皮膚、膣内などの常在菌で、免疫力が低下すると発症する。酵母だが仮性菌糸を持つ(感じて糸を引く)。 白い!かゆい!イメージ 表在性カンジダ症(健常者でも感染) 皮膚粘膜カンジダ症 ...
微生物学

臨床上重要な真菌の分類

真菌の概要 真菌は糸状菌 (いわゆるカビ )、酵母(単細胞)、 胞子(キノコ )の総称で、基本的には日和見感染を起こす。他の真核生物との違いは、細胞膜にエルゴステロール、細胞壁にβグルカンとキチン(orキトサン)を含有する...
微生物学

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌の特徴 皮膚や粘膜(鼻腔・腸管など)に存在する体表常在菌。細胞外マトリックスに結合するため、創傷によって結合して体内に侵入する。 コアグラーゼ陽性:血液凝固作用により、凝固した血漿で菌体が包まれた状態になり宿主側の免疫...
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