生理学 RAA系 レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系 ①レニン分泌 遠位尿細管に存在する緻密斑(マクラデンサ)で原尿のCl-イオン濃度の低下(塩分濃度の低下)を感知+次に輸入細動脈に存在する傍糸球体細胞の圧受容で血圧=腎血流量の低下を... 2023.06.02 生理学
症候学 排尿障害(多飲多尿・頻尿・乏尿・尿失禁) 概念 無尿 1日尿量が100mL以下 乏尿 1日尿量が400mL以下 尿閉 膀胱に尿が充満しているにもかかわらず排尿できない状態 ※無尿・乏尿は腎で尿の生成ができない状態 多尿 1日尿量... 2023.05.30 症候学
整形外科 整形外科(骨折、関節靱帯損傷、脱臼、腱損傷) 骨折 【骨折治療の概要】 ①炎症期(数日):骨折部に血腫形成→マクロファージ浸潤、間葉系細胞出現→毛細血管新生②修復期(数週間):軟骨細胞出現→軟骨内骨化、骨芽細胞出現、海綿骨形成③リモデリング期(数年):皮質骨形成 ①整... 2023.04.21 整形外科
整形外科 整形外科総論 骨の解剖生理 骨の構造 骨の機能は①体形の保持と臓器の保護、②造血、③CaとPの貯蔵である。骨は常に3~5%入れかわっているため、ビタミンD欠乏症では骨は脆くなる。 分布 詳細 皮質骨 (緻密骨) 骨の... 2023.04.17 整形外科
消化器科 消化器各論(小腸・大腸・肛門) 急性虫垂炎(アッペ) Acute appendicitis 疫学 幅広い年齢に発症するが、特に10〜20歳代に好発。急性腹症の中で最多。 病態 様々な原因で虫垂が閉塞し、二次的に細菌感染が加わることで発症する... 2023.03.02 消化器科
消化器科 消化器各論(食道・胃十二指腸・憩室) 食道疾患 アカラシア achalasia 疫学 1/10万人と稀、20〜40歳代に多い 病態 原因不明に食道下部のAuerbach神経叢が後天的に変性・消失することによって、食道の正常な蠕動運動の消失と嚥下時の... 2023.03.01 消化器科
微生物学 ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori) H.ピロリ菌感染(萎縮性胃炎、胃潰瘍、胃癌など) 病態 尿素をウレアーゼによって分解し、アンモニアを産生することで胃酸の中で生存することができる菌。この菌が免疫応答を起こす結果、粘膜障害をきたす。 例えば、胃癌、胃MALT... 2023.03.01 微生物学
症候学 嚥下障害・嚥下困難 嚥下障害の原因 咽頭・食道の狭窄 食道などの蠕動運動障害 食道癌、噴門部胃癌 食道潰瘍 GERD 縦隔腫瘍 頭頸部腫瘍(中咽頭・下咽頭癌、喉頭癌) 扁桃炎 Plummer-Vinson症候群 脳血管障... 2023.02.28 症候学
症候学 腹痛 腹痛の概要 腹痛の種類 通常、最初に内臓痛が起こり、進行すると体性痛や関連痛が出てくる。 発生機序 痛みの性状 内臓痛 ・管腔臓器の過伸展、異常収縮、虚血 (管腔臓器の強い攣縮による間欠性内臓痛=疝痛)... 2023.02.27 症候学