心不全治療薬・昇圧薬

薬理学

ジギタリス製剤

  • ジゴキシン(ジゴシン錠)
  • メチルジゴキシン(ラニラピッド錠)
  • デスラノシド(ジギラノゲン注)

カテコラミン製剤

【代表的カテコラミンの作用比較】

  血管収縮
(α1)
心拍数、収縮力
(β1)
血管拡張
(β2)
特徴
Ad +++ +++ ++  
NAd +++   α作動薬
ドパミン5μg/kg/分以下    
ドパミン5μg/kg/分以上 ++    
イソプロテレノール   +++ +++  
ドブタミン   ++ ++  

【カテコラミン製剤】

一般名 先発名 特徴
ドパミン イノバン注  
ドブタミン ドブトレックス注  
ドカルパミン タナドーパ顆粒  
イソプレナリン プロタノールS徐放錠  
アドレナリン ボスミン注、
エピペン注
 
アドレナリン ボスミンガーゼ 鼻出血に使用。
5000倍に希釈して使用すること!原液のまま使用するとVTなどを引き起こす。
ノルアドレナリン  
デノパミン カルグート錠  
コルホルシンダロパート アデール点滴静注  
ブクラデシン アクトシン注射用  
フェニレフリン ネオシネジン注  
エチレフリン エホチール錠  
ミドドリン メトリジン錠  
アメジニウム リズミック錠 MAO阻害+NAd再取り込み抑制=NAd様の昇圧作用を示す。

PDEⅢ阻害薬

  • オルプリノン(コアテック注)
  • ミルリノン(ミルリーラ注射液)
  • ピモベンダン(アカルディCP)

心房性Na利尿ペプチド製剤

  • カルペリチド(ハンプ注射用)

ARB・NEP阻害薬(ANRI)

作用機序 体内でサクビトリルとバルサルタンに解離し、サクビトリルはネプリライシン(NEP)を阻害し、バルサルタンはAT1受容体を阻害する。Na利尿ペプチドを分解するNEPを阻害することで、血管拡張作用や利尿作用により心負荷を軽減する。また、AT1R阻害により血管拡張作用や心線維化抑制作用により慢性心不全を改善する。
副作用 ARBを参照
一般名 先発名 詳細
サクビトリルバルサルタン エンレスト錠 慢性心不全に使用

HCNチャネル阻害薬

  • イバブラジン(コララン錠)

その他

  • ユビデカレノン(ノイキノン)

コメント

タイトルとURLをコピーしました