京都府
名産 | 宇治茶、京都野菜、伏見の日本酒 |
工芸品 | 西陣織、京友禅、京焼・清水焼、京扇子、京人形、京漆器、丹後ちりめん |
祭り | ①祇園祭:7月1日〜31日まで行われる疫病災厄の除去を祈った八坂神社の祭礼。7月17日と24日の山鉾巡行がハイライト。 ②葵祭(賀茂祭):5月15日に開催される上賀茂神社と下鴨神社の祭礼。勅使などが京都御所を出発し下鴨神社、上賀茂神社へと向かう。 ③時代祭:10月22日に開催される平安神宮の祭礼。祭神である桓武天皇と孝明天皇が京都市内を巡行し、天皇に仕えた人々も時代ごとの衣装で巡行する。 ④五山の送り火:8月16日に、如意ヶ嶽などに送り火をたき、お精霊さんと呼ばれる死者の霊をあの世に送り届けるお盆の行事。 |
京都グルメ | 京懐石、京漬物、賀茂なすの田楽、おばんざい、湯葉料理、八つ橋 |
方言 | |
? | 794年の平安京から1869年の東京遷都まで日本の都だった。 |
洛中(上京区・中京区・下京区)
豊臣秀吉は16世紀末に京都の中心地の周りに御土居(おどい)をめぐらせた。御土居の内側を洛中と言い、北は北大路通り、南は九条通り、西は西大路通り、東は鴨川となっている。
上京区 | 京都御所 紫宸殿 京都御苑 |
1331年〜1869年、歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所。御所の南にある紫宸殿(ししんでん)は宮中の重要な儀式が行われた場所で、1868年の五箇条の御誓文はここで大名の前で読み上げられた。 京都御所を取り巻く外苑を京都御苑といい、かつては公家屋敷が並んでいたが、現在は緑地となり公園となっている。 |
相国寺 | 足利義満が御所の北西に花の御所を構え、その東隣に相国寺(しょうこくじ)を創立した。初代住職は夢窓疎石。京都五山の第2位。雪舟は相国寺の画僧だったが、応仁の乱後、山口に拠点を置いた。 | |
北野天満宮 | 菅原道真を祭神とし、全国にある天満宮の総本社。梅園がある。毎月25日に天神さんの縁日がある。 | |
中京区 | 二条城 | 徳川家康が1603年に京の宿館として建設した平城。幕末の1867年に徳川慶喜がここで大政奉還を行った。 |
錦市場 新京極 |
四条通りの北側に東西に延びる京の台所。河原町通り付近には新京極という学生や観光客向けの店舗が並ぶ通りがある。 | |
六角堂 | 生花発祥の地とされる六角堂。花道創始者の池坊専慶(いけのぼうせんけい)は小野妹子の末裔と言われている。 | |
下京区 | 本願寺 | 大阪にあった石山本願寺は石山合戦の後に、豊臣秀吉の政策で京都に移された。本願寺は巨大な力を持ち、その力の分断を考えた徳川家康が本願寺を西と東に分断した。 西本願寺は本願寺派の本山で、飛雲閣は聚楽第にあったものを江戸時代に移築したと伝えられる三重の楼閣建築。 東本願寺は真言大谷派の本山。 |
洛東(東山区・左京区南部)
東山区 | 蓮華王院 三十三間堂 |
平清盛が後白河法皇のために建てた寺院。正面の柱間が33あることから名付けられた、三十三間堂は世界最長の木造建築で、国宝の本堂と1001体もの千手観音像や湛慶(たんけい)作の千手観音坐像が安置してある。 毎年1月15日近くの日曜日に成人を迎えた男女の弓道者が通し矢を行う。 |
京都国立博物館 | 平安〜江戸時代の京都の文化財が展示されている。 代表的なものとして雪舟作の天橋立図がある。 |
|
清水寺 | 778年に音羽の滝の上に観音を祀ったことに始まり、平安時代初期に坂上田村麻呂が仏殿を建立し桓武天皇の勅願寺となった。清水の舞台として有名な本堂は徳川家光の寄進により1633年に再建された懸造りの建物。 清水寺から石段を下ると三年坂、二年坂などがあり高台寺、八坂神社へと至る。 |
|
祇園 | 京都六花街(祇園甲部+祇園東+宮川町)で最大規模であり、八坂神社の門前町として栄えた。メインストリートは花見小路。4月には祇園甲部歌舞練場で都をどりが開催される。 | |
建仁寺 | 栄西が建てた京都最古の禅寺で、京都五山の第3位。俵屋宗達の風神雷神図屏風などの文化財がある。 | |
知恩院 | 浄土宗の総本山。知恩院三門は現存する日本の寺院の三門の中で最大の二階二重門である。 | |
東福寺 | 京都五山の第4位。境内の通天橋から眺める渓谷が圧巻で、紅葉の名所。方丈庭園は重森三玲の作。 | |
左京区 | 南禅寺 | 臨済宗南禅寺派の総本山で、京都五山の最高位。大方丈前庭、三門、金地院、水路閣が見どころ。 |
洛北(北区・左京区北部)
北区 | 上賀茂神社 | 別名、賀茂別雷神社。山城国一宮。平安時代以降に国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を集めた。葵祭の開催場所。 |
下鴨神社 | 別名、賀茂御祖神社。山城国一宮。上賀茂神社と同様に国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を集めた。葵祭の開催場所。 | |
鹿苑寺金閣 | 足利義満が1397年に別荘の北山殿を造り、義満の死後に鹿苑寺となり夢窓疎石が初代住職となった。金閣は上層は禅宗様(唐様)、中層は武家造(和様)、下層は寝殿造となっている。庭は池泉回遊式庭園で、衣笠山を借景している。金閣は1950年に放火されたが、1955年に再建された。 | |
大徳寺 大仙院 |
臨済宗大徳寺派の総本山。一休宗純は応仁の乱で荒廃した大徳寺を再興した。村田珠光は一休宗純に禅を学び、茶と禅の一体化を目指して侘茶を創出した。大仙院は枯山水の二大庭園の一つとして知られ、人工的に土を盛り、自然の姿の中に石組を配した枯山水となっている。 | |
左京区 | 平安神宮 | 平安遷都1100年を記念して1895年に創建された神社。平安京最初の天皇である桓武天皇と平安京最後の天皇である孝明天皇を祀る。10月に時代祭が行われる。 |
哲学の道 | 南禅寺から慈照寺まで琵琶湖疏水の分流に沿った散策路。 | |
禅林寺 | 京都屈指の紅葉の名所として知られる浄土寺の寺院。 | |
慈照寺銀閣 | 足利義政が応仁の乱を避けて造った別荘。銀閣は観音殿として建てた二層の楼閣で二階が禅宗様(唐様)、一階が書院造となっている。また、義政の書斎や茶室として使われた東求堂同仁斎もある。庭園には銀沙灘(ぎんしゃだん)、向月台がある。 | |
修学院離宮 | 後水尾上皇が17世紀中頃に造営した比叡山の南西山麓にある広大な離宮。皇居以外に設けられた天皇や上皇の別邸。 | |
三千院 寂光院 |
比叡山の北西山麓にある大原には三千院や寂光院がある。 | |
鞍馬寺 | 山岳信仰の寺院で、10月に鞍馬の火祭りがある。 | |
貴船神社 | 夏に川床料理が楽しめる。 |
洛西(右京区・西京区)
右京区 | 龍安寺 | 枯山水の二大庭園の一つとして知られ、平坦な地面に15個の石を配した石庭は室町中期の枯山水の代表作(作者は不明)。 |
妙心寺 | 臨済宗妙心寺派の大本山で、初期水墨画の代表作とされる瓢鮎図(如拙作)を所蔵する退蔵院がある。瓢鮎図はつるつるの瓢箪でぬるぬるしたナマズを捕まえるにはどうしたらよいか、という禅問答を絵画化したもの。 | |
仁和寺 | 888年に宇多天皇の勅願寺として建立され、以後皇子・皇女が門跡を務めたことから門跡寺院の筆頭と称される。 門跡寺院:皇族や公家などが出家して代々入寺する寺院のこと |
|
広隆寺 | 平安京遷都以前から存在した太秦にある京都最古の寺院。渡来人の秦氏の氏寺で、聖徳太子から与えられたを本尊にして創建したと伝えられる。飛鳥文化を代表する広隆寺半跏思惟像などが所蔵されている。 | |
大覚寺 | 嵯峨天皇が居住し、崩御した後に営まれた門跡寺院。大沢池のほとりに建つ。 | |
天龍寺 | 足利尊氏が後醍醐天皇の菩薩を弔うために建立した寺院。京都五山の第1位。初代住職の夢窓疎石は嵐山を借景する池泉回遊式庭園を造った。 | |
高山寺 | 日本最初のマンガと言われる鳥獣戯画が所蔵されている。 | |
渡月橋 | 桂川にかかる橋で嵐山のシンボル。嵐山には貴族の別荘があり、桜や紅葉の名所として知られてきた。竹林の小径も有名。 | |
西京区 | 西芳寺 (苔寺) |
8世紀に行基が開いたと伝えられ、14世紀に夢窓疎石が禅宗寺院として復興した寺院。上段の枯山水庭園と、下段の池泉回遊式庭園がある。 |
桂離宮 | 皇族八条宮の別邸として造営された建築群と庭園で、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトは泣きたくなるほど美しいと絶賛した。建築群のうち書院群は書院造を基調に数寄屋造を取り入れている。 |
洛南(南区・伏見区・山科区)
南区 | 教王護国寺 (東寺) |
平安京造営に際し羅城門の東西に建立された官寺の一つで、823年に空海に下賜され、真言密教の道場となった。東寺の五重塔は日本一高い木造建築である。両界曼荼羅が所蔵されている。毎月21日に弘法市が開かれる。 |
伏見区 | 伏見稲荷大社 | 稲荷神社の総本社。江戸時代に鳥居を奉納する習慣が広まり、現在では千本鳥居を形成するに至った。 |
醍醐寺 | 9世紀に創建された真言宗の寺院。 |
京都市外
宇治市 | 平等院鳳凰堂 宇治上神社 |
藤原道長が宇治川の西岸に別荘を造り、頼道が寺院に改めた。鳳凰堂には寄木造で作られた仏師の定朝(じょうちょう)作の阿弥陀如来像と52体の雲中供養菩薩像がある。 平等院の反対側には宇治上神社があり、神社建築では日本最古とされる本殿がある。 |
木津川市 | 浄瑠璃寺本堂 | 本堂の横の長い仏堂に9体の阿弥陀仏が安置されており、九つの西方極楽浄土を表している。国風文化の代表的建築物。 |
八幡市 | 石清水八幡宮 | 日本三大八幡宮の一つ。 |
大山崎町 | 妙喜庵の待庵 | 千利休が造った唯一の現存茶室。豊臣秀吉が明智光秀を破った山崎の戦いの後で山崎城を造った際に造った茶室と言われている。 千利休は堺の豪商であったが、織田信長、豊臣秀吉に支え、茶道を栄えさせた。現在、表千家・裏千家・武者小路千家に分かれて引き継がれている。 |
宮津市 | 天橋立 | 丹後半島の付け根にある砂州で、傘山公園から股を通してみれば天に登っていくかのような眺望が見られる。 |
滋賀県
名産 | 近江牛 |
工芸品 | 信楽焼、近江上布(おうみじょうふ) |
祭り | 琵琶湖花火大会 |
滋賀グルメ | ふな寿司、赤こんにゃく、鴨鍋 |
方言 | |
近江 |
【滋賀県の観光名所】
大津市 | 延暦寺 | 788年に伝教大師・最澄が創建し、天台密教の拠点となった。延暦寺と山麓は坂本ケーブルで結ばれ、麓の坂本は延暦寺の門前町として栄えた。坂本には延暦寺の鎮守神として日吉大社がある。日吉大社は全国の日吉・日枝・山王神社の総本社(猿を神の使いとする)。 |
園城寺 (三井寺) |
延暦寺の別院として天台宗の円珍が再興した寺院。のちに延暦寺と対立し、延暦寺を山門派、園城寺を寺門派という様になった。 | |
甲賀市 | ミホミュージアム | 桃源郷をイメージして造られた美術館で、容積の8割が地下に埋没している。 |
彦根市 | 彦根城 | 現存12天守の一つ、かつ国宝5天守。関ヶ原の戦いで功績を上げた譜代大名筆頭の井伊直政が計画し、造られた城。大名庭園の玄宮園がある。城下町として旧魚屋町などに古い街並みが残っている。 |
三重県
名産 | 松坂牛 |
工芸品 | 四日市市の萬古焼、伊賀焼、組みひも、伊勢型紙、伊勢木綿 |
祭り | |
三重グルメ | 伊勢うどん、手こね寿司、赤福、さんま寿司、焼き蛤 |
方言 | |
? |
【三重県の観光名所】
伊勢市 | 伊勢神宮 | 皇室の祖先神である天照大神を祀る内宮(ないくう)、衣食住の神である豊受大神を祀る外宮(げくう)など125の宮を総称して伊勢神宮という。御神体は八咫鏡(やたのかがみ)。天武天皇が20年ごとに式年遷宮を定め、式年遷宮では全社殿のほか五十鈴川を渡る宇治橋も造り替えられる。内宮の門前町であるおはらい町の中央にはおかげ横丁があり、赤福、伊勢うどんなどの飲食店やお土産屋が立ち並ぶ。 江戸時代に十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の東海道中膝栗毛に伊勢参りの情景が生き生きと描かれており、伊勢参りが人気となった。 |
鳥羽市 | ミキモト真珠島 | 御木本幸吉がアコヤ貝による真珠の養殖に成功した場所につくったレジャー施設島。海女の実演もある。 |
奈良県
名産 | 吉野杉 |
工芸品 | 赤膚焼(あかはだやき)、高山茶筌(ちゃせん)、奈良筆 |
祭り | お水取り・修二会(毎年3月1日〜14日):二月堂の本尊十一面観音に東大寺の僧侶が人々に代わって罪を懺悔し、国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要。 |
奈良グルメ | 飛鳥鍋、にゅうめん、柿の葉寿司、三輪そうめん、奈良漬 |
方言 | |
大和 |
【奈良県の観光名所】
奈良市 | 東大寺 | 国家鎮護の寺院として8世紀に聖武天皇が建立。創建当時の建物で現在も残っているのは三月堂、転害門(てがいもん)、正倉院。鎌倉時代に重源によって南大門、運慶・快慶らによって門の金剛力士像が造られた。天平文化を代表する不空羂索観音像(ふくうけんじゃくかんのん)、日光・月光菩薩像、執金剛神像(しつこんごうじん)、戒壇院四天王像などは三月堂などに所蔵されており、螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)、漆胡瓶(しっこへい)が正倉院に所蔵されている。 毎年3月に東大寺二月堂でお水取りが行われる。 |
興福寺 | 藤原氏の氏寺で、平城京遷都に伴い藤原不比等が現在の場所に移転し、春日大社を管轄してきた。白鳳文化を代表する仏頭、天平文化を代表する阿修羅像など多数の国宝がある。興福寺南側の猿沢池は五重塔が水面に映る風景が有名。 | |
春日大社 | 藤原氏の氏神を祀った神社で、祭神が茨城県の鹿島神宮から白鹿に乗ってきたとされることから鹿を神の使いとした。 | |
元興寺 | 飛鳥寺を平城京に移転した寺院。寺院の前の狭い街路には江戸時代以降の町屋が多く建ち並ぶ奈良町がある。 | |
薬師寺 | 天武天皇が皇后の病気治癒を祈願して建立した官寺で、718年に現在の場所に移された。創建当時の建物で唯一残っている東塔は、凍れる音楽とフェノロサに例えられたことで有名。白鳳文化を代表する薬師寺金堂薬師三尊像、薬師寺東院堂聖観音像などが所蔵されている。 | |
唐招提寺 | 唐から日本に招聘された鑑真が戒律を学ぶための寺として759年に創建した。講堂は平城宮の役所である東朝集殿を移築したもの。 | |
斑鳩町 | 法隆寺 | 聖徳太子が建立した寺院で、東院・西院伽藍に分かれる。西院伽藍の金堂・五重塔・中門・回廊は世界最古の木造建築。東院伽藍は聖徳太子が営んだ斑鳩宮があるところで夢殿がある。飛鳥文化を代表する釈迦三尊像、夢殿救世観音(ぐぜかんのん)、百済観音像、玉虫厨子などがある。 |
中宮寺 | 法隆寺に隣接し、聖徳太子の母親の住居跡を尼寺としたものと言われている。飛鳥文化を代表する中宮寺半跏思惟像(はんかしゆいぞう)・天寿国繡帳(てんじゅこくしゅうちょう)などが所蔵してある。 | |
桜井市 | 大神神社 | 日本最古の神社の一つで、大和国一宮。背後にある三輪山が御神体で、本殿を持たず、三ツ鳥居から三輪山を拝する。 |
宇陀市 | 室生寺 | 真言宗の山岳寺院で、女性でも参詣できるため女人高野(高野山は女人禁制)とも言われた。五重塔は法隆寺に次いで古い。 |
明日香村 | 飛鳥寺 | 蘇我馬子が建立した日本初の本格的な仏教寺院。蘇我氏の氏寺で、本尊の飛鳥大仏(飛鳥寺釈迦如来像)は現存する日本最古の仏像であり、鞍作止利が作ったと言われる。 |
吉野町 | 金峯山寺 | 吉野山は修験道を始めた役行者(=役小角:えんのおづぬ)がつくった山岳霊場で、後醍醐天皇はここに南朝を置いた。吉野山の南には大峯山系が連なり、稜線を走る大峯奥駈道は吉野山と熊野三山を結ぶ修業場とし開かれた道で熊野古道の中で最も険しいルート。 |
和歌山県
名産 | みかん、南高梅 |
工芸品 | 紀州漆器 |
祭り | 那智の火祭(7月14日) |
和歌山グルメ | 鯨の竜田揚げ、めはり寿司、高野豆腐、さばのなれ寿司 |
方言 | |
紀伊 | 和歌山市は紀州徳川家の和歌山城の城下町として栄えた。 |
【和歌山県の観光名所】
高野町 | 高野山金剛峯寺 | 平安時代初期に真言宗の弘法大師・空海が修行の場として開いた。密教の教えに基づいて配置された壇上伽藍、総本山の金剛峯寺、空海と戦国大名の墓がある奥の院がある。子院が117寺あり、半数が宿坊を兼ねている。高野山への参詣の古道は町石道と言われる。 |
和歌山南部 | 熊野三山 | 熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称で、熊野神社の総本社。近世以降、熊野比丘尼が曼荼羅を持って全国を布教したこともあって、中世以降は武士や庶民が参詣するようになり、「蟻の熊野詣」と言われるほど盛況だった。 本宮大社は阿弥陀如来(西方極楽浄土)、速玉大社は薬師如来(東方浄土)、那智大社は千手観音(南方浄土)が本尊である。 |
大阪府
名産 | |
工芸品 | 堺打刃物、大阪金剛簾、大阪唐木指物 |
祭り | 大阪天満宮の天神祭(6月下旬〜7月25日)、生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭、岸和田のだんじり祭り |
大阪グルメ | 箱寿司、白みそ雑煮、お好み焼き、たこ焼き、てっちり |
方言 | |
難波 |
【大阪府の観光名所】
大阪市 | 大阪城 | 豊臣秀吉が石山本願寺跡に築城。1665年の落雷で天守閣が焼失、1868年の鳥羽伏見の戦いで焼失し、1931年に天守閣が再建された。 |
黒門市場 | 大阪の台所と言われ、食べ歩きの観光客も多い。 | |
住吉大社 | 古代からある神社で、祭神として住吉三神(=海の神)と神功皇后を祀っている。摂津国一宮。 | |
堺市 | 大仙陵古墳 | 日本最大の前方後円墳であり、仁徳天皇陵と推定される。周囲の古墳とともに百舌鳥古墳群を構成する。 |
兵庫県
名産 | 丹波黒大豆、淡路島の玉ねぎ、赤穂の塩、但馬牛、灘の日本酒 |
工芸品 | 丹波立杭焼、播州そろばん、播州三木打刃物 |
祭り | デカンショ祭 |
兵庫グルメ | 出石そば、ぼたん鍋、いかなごのくぎ煮、明石焼き、そばめし、姫路のおでん |
方言 | |
播磨 | 神戸市は平清盛が大輪田泊を設置し、その後1868年に神戸港が開港して栄えた。 |
【兵庫県の観光名所】
神戸市 | 北野異人館街 | 神戸港の開港後、外国人が海の見える高台に建てた洋風建築が数多く残っている地区。風見鶏の館、うろこの家が有名な異人館。 |
有馬温泉 | 六甲山北麓にある温泉で、赤褐色の金泉と無色透明の銀泉という泉質の異なる湯が湧き出している。 | |
姫路市 | 姫路城 (白鷺城) |
関ヶ原の戦いで手柄をたてた池田輝政が1600年、初代姫路藩主として入城し、現在の天守閣に改築した。3つの小天守からなる連立式天守。現存12天守の一つ、かつ国宝5天守。城内には日本庭園の好古園が復元されている。 |
豊岡市 | 城崎温泉 | 平安時代から続く温泉で、浴衣姿で7つの外湯をめぐる外湯めぐりが名物。 |
コメント