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薬理学

ベンゾジアゼピン系(BZ系)の作用機序と副作用

作用機序と副作用 GABAA受容体のBZP結合部位に結合してGABAの作用を増強し、Clの透過性を亢進させる。その結果、シナプス後膜を過分極して神経過活動を抑制する。BZP結合部位はω1~ω3のサブタイプがあり、ω1は催眠...
精神科

精神科総論・精神科用語

精神保健福祉法 精神障害者 統合失調症、薬物中毒・依存、知的障害などの精神疾患を有するもの。精神障害者は障害者総合支援法により、通院医療に係る自立支援医療費の支給(患者1割...
精神科

精神科各論

精神疾患の原因を鑑別する順序 外因性→内因性→心因性 外因性精神障害(身体因性精神障害) 外因性精神障害は、急性期には意識障害を伴いやすく、慢性疾患では認知機能低下・記憶障害・人格水準低下を...
薬理学

抗てんかん薬

てんかんの約70%が薬物コントロール可能で、約30%が難治性で薬物治療が無効。単剤治療が原則で、数剤試しても効果がなければ異なる薬理作用を持つ多剤併用を行う。多剤併用が無効な場合は外科治療を検討する。 てんかんの薬剤選択 ...
薬理学

抗不安薬、睡眠薬

抗不安薬 ベンゾジアゼピン系 作用機序 こちらを参照 禁忌 重症筋無力症、閉塞隅角緑内障、呼吸機能が高度に低下している患者 副作用   短時間型 ...
薬理学

抗精神病薬、抗うつ薬、ADHD治療薬

定型抗精神病薬 作用機序 中脳辺縁系のD2受容体を遮断して陽性症状を軽減する(鎮静作用+抗幻覚妄想作用)。また、主作用ではないが延髄CTZのD2受容体を遮断して制吐作用を示す。 副作用 ①中脳皮質...
薬理学

(骨格)筋弛緩薬

中枢性筋弛緩薬 一般名 先発名 特徴 メトカルバモール ロバキシン   プリジノール ロキシーン   クロルフェネシン リンラキサー   エペリゾン ミ...
薬理学

パーキンソン病治療薬

パーキンソン病治療薬 L-DOPA・ドパ脱炭酸酵素阻害薬・COMT阻害薬・MAO-B阻害薬 レボドパの作用機序 脂溶性のレボドパは投与量の10~20%が消化管から吸収され、そのうち1%が脳循環に入り、95%以上は末梢性...
整形外科

整形外科各論(脊柱、上下肢、感染症、腫瘍)

脊髄・脊椎疾患 脊髄損傷 spinal cord injury 病態 脊椎損傷(脊椎骨折、脱臼など)に合併することが多く、C5〜6、T12〜L2に好発する。ただし、骨傷がなくても脊髄損傷が発生することがある...
薬理学

抗炎症薬、PG製剤、EPA製剤

非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs) NSAIDsの作用機序 解熱作用 視床下部の体温調節中枢のセットアップを上昇させるPGE2の合成を抑制して解熱作用を示す。 鎮痛作用 ブラジキニンなどの発痛...
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