バルビツール酸系(バルビツレート)の作用機序と副作用

薬理学

バルビツール酸系は現在抗てんかん薬、たまに静脈麻酔薬に使われる。

作用機序

GABAA受容体のピクロトキシン結合部位に結合して直接Clの透過性を亢進させ、中枢神経系を抑制する。

薬理作用 概要
催眠鎮静作用 鎮静作用を利用して静脈麻酔薬として利用される。
抗痙攣作用 長時間作用型のフェノバルビタールは強直間代発作を予防する。

副作用・禁忌

急性間欠性ポルフィリン症 酵素誘導によりポルフィリン合成↑のためポルフィリン症には禁忌
呼吸循環抑制作用 副交感神経↑させるため。喘息発作時は禁忌

 

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