パンチ生検
| 概要 | 主に円形の腫瘍に対して診断や治療方針の決定に用いる |
| 禁忌 | 悪性黒色腫を疑う場合には使用してはいけない |
| 手技 | 直径5mm以内のものは完全に切除する |
| 術後 | パンチ後の欠損は一般の創傷と同様の処置を行う ①3〜4mmのパンチ:抗生剤加ワセリン(例:ゲンタマイシン軟膏)による開放療法、またはテーピング(ロイコやステリなど)による創の引き寄せ ②5mm以上のパンチ:縫合 |
切除生検(全切除生検、部分切除生検)
| 概要 | 腫瘍の種類や大きさにより全切除生検と部分切除生検を使い分けて生検する |
| 全切除 | 追加切除もあるため切開線の方向に注意する |
| 部分切除 | 病変部に正常組織を含めて切除することが望ましい |
| 術後 | 全切除生検では、皮下組織の剥離は可能な限り行わない、一次縫縮する(一次縫縮が難しい場合は追加手術への影響を最小とするため人工皮膚を貼付する) |
軟部腫瘍の生検時の注意点(皮膚腫瘍との違い)

| ①大きさ | 長径5cm以内であれば摘出し、5cm以上なら腫瘍内生検する |
| ②部位 | 神経血管束の近傍の生検は避ける |
| ③切開線 | 皮膚切開は四肢では長軸に沿って行う(追加切除を想定する) |
| ④止血 | 血腫は腫瘍細胞の拡散につながるため念入りな止血を行う |
| ⑤剥離 | 皮下組織の剥離は可能な限り行わない |

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