皮膚科 薬疹 薬疹の概要 薬疹の多くが遅延型アレルギー反応で、投与開始7〜14日後に生じることが一般的。 病態 全ての薬剤は用量や血中濃度とは関係なく薬疹を起こす可能性がある。 Ⅰ〜Ⅳ型アレルギーどの機序でも発症し、... 2024.06.09 皮膚科
皮膚科 紅斑・紅皮症 紅斑 多形紅斑(多形滲出性紅斑)EM:erythema multiforme 病態 感染症や薬剤に対するアレルギー反応によって紅斑が生じる疾患。 重症型はStevens-Johnson症候群(SJS)やTENに移行するため... 2024.06.09 皮膚科
皮膚科 蕁麻疹・痒疹・皮膚掻痒症 蕁麻疹 Urticaria 病態 I型アレルギー性(食品などのアレルゲン)または非アレルギー性(擦過、日光、寒冷、薬剤などの物理的・化学的刺激)にヒスタミンが分泌され、血管内皮細胞のH1に結合して血管透過性亢進し、真皮上層に... 2024.06.09 皮膚科
皮膚科 湿疹・皮膚炎 湿疹 eczema 乳児湿疹:生後数週間〜数ヶ月まで様々な原因で生じる湿疹の総称 湿疹の特徴 ①掻痒が必発、②多様な湿疹が混在、③点状状態 =「痒くて表面がざらざら」 外的因子 薬剤、花粉、ハウスダスト、細菌、... 2024.06.09 皮膚科
薬理学 抗菌薬・抗生剤・抗生物質(DNA合成阻害) 核酸合成阻害 キノロン系薬(第1世代) 一般名 先発名 特徴 ピペミド ドルコール 現在、ほとんど使われない。第1世代。 ニューキノロン系薬(構造にFを含む=フルオロキノロン) ... 2024.05.21 薬理学
薬理学 抗菌薬・抗生剤・抗生物質(蛋白合成阻害) アミノグリコシド系薬 作用機序 リボソームの30sと50sに結合(ストレプトマイシンは30sのみ)し、タンパク質を合成を阻害し、殺菌作用を示す。 範囲 ①腸内細菌科のグラム陰性桿菌に有効嫌気性菌に無効(アミノグリ... 2024.05.19 薬理学
薬理学 輸液の使い方・輸液製剤 輸液の基礎 成人の体液の約60%は水で、そのうち40%が細胞内液、15%が組織間液、5%が血漿(8:3:1=やさいの法則)である。ただし、新生児は細胞外液が多く(40%)、高齢者は細胞内液が少ない(30%)ため両者とも脱水が起... 2024.05.17 薬理学
微生物学 バクテロイデス属菌(Bacteroides. fragilis) バクテロイデスの特徴 一般培養では培養されないため、以下の7つを臨床判断により嫌気性菌を考慮する。 ①副鼻腔炎 ②扁桃腺炎、扁桃周囲膿瘍 ③縦隔炎 ④腹腔内感染 特に下部消化管 ... 2024.05.12 微生物学
症候学 ①身体診察(バイタルサイン、全身所見) 通しの身体診察 イントロ 患者フルネームと生年月日を確認 バイタル Sickそうなら橈骨A触診や末梢循環不全(冷たく湿った手)を確認 頭部 頭部 ①変形や明らかな外傷がないか確認:転倒 ... 2024.05.06 症候学