微生物学

微生物学

肝炎ウイルス

肝炎ウイルス   科 特徴 感染経路 ワクチン A型 ピコルナ科 生食、汚染水、東南アジア渡航歴 糞口 有 B型 ヘバトナ科 約20%が慢性化、1〜2%が劇症化 血液、STI、母子...
微生物学

パラインフルエンザウイルス

ヒトパラインフルエンザウイルス感染症 乳幼児の呼吸器感染症で、RSウイルスと同様に再感染を繰り返して免疫を獲得していく。 感冒 呼吸器内科を参照。 急性声門下喉頭炎(クループ症候群) 耳鼻咽喉科を参照。 急性細気...
微生物学

RSウイルス

RSウイルス感染症 主に乳幼児の肺炎や急性細気管支炎の原因の大部分を占める呼吸器感染症で、秋〜冬に流行する。 生後2年以内にほぼ100%初感染し、その後、再感染を繰り返して免疫を獲得していく。 検査:鼻粘膜擦過によるR...
微生物学

チクングニアウイルス

チクングニア熱 【概要】蚊を介して感染するアルボウイルス感染症。 【症状】2~10日間の潜伏期間を経て、発熱、悪寒、関節痛、発疹を生じる。関節痛は数週間で消失するが、数か月~数年持続することもある。デング熱と要鑑別。
微生物学

サッポロウイルス

サポウイルス感染症 【概要】経口感染して乳幼児の急性胃腸炎を引き起こす。5歳に達するまでにほぼ感染する。発生は冬季に多い。ノロウイルスと異なり、食中毒としての発生はほとんどない。 【症状】嘔吐、下痢、発熱
微生物学

ヒトパレコウイルス

新生児敗血症洋症候群・乳幼児突然死症候群 【病態】ヒトパレコウイルス3型が原因と言われている。3か月未満の乳幼児に敗血症、髄膜炎を起こし、重症例では後遺症を残したり死亡する。
微生物学

ヒトポリオーマウイルス(Polyomavirus)

概要 マウスに感染させると多くの腫瘍を引き起こすためポリオーマウイルスと名付けられた。 世界中の多くの人が既感染だが、基本的に無症状で腫瘍形成もまれ。 進行性多巣性白質脳症 PML ...
微生物学

ヒト乳頭腫ウイルス(HPV:Human Papilloma Virus)

概要 ヒトパピローマウイルスはがん遺伝子を有し、遺伝子産物がE2Fを恒常的に活性化し、細胞周期をS期にする。 尋常性疣贅(イボ) 病態 主にHPV2型によって生じる良性腫瘍。子供が...
微生物学

ヒトアデノウイルス(Adenovirus)

概要 飛沫感染、接触感染、糞口感染により以下の疾患を引き起こす。   疾患 好発年齢 呼吸器 肺炎(小児肺炎の約10%)、急性気管支炎 乳幼児期 消化器 胃腸炎 乳幼児期 ...
微生物学

寄生虫の分類

原虫(単細胞) ヒトに寄生すると好中球やマクロファージによる貪食によって排除されることが多い。また、血清中のIgMやIgG抗体の上昇が認められる。ギムザ染色される。 根足虫類⇒アメーバ状、無性生殖 ...
タイトルとURLをコピーしました