微生物学 エンテロウイルス属 エンテロウイルス感染症 急性灰白髄炎(ポリオ、小児麻痺) 2類感染症。診断後直ちに届出が必要。学校保健安全法:治癒するまで登校停止。 疫学 日本では撲滅できたが海外では残存。 病態症状 経口的... 2020.08.14 微生物学
微生物学 ムンプスウイルス(Mumps virus) 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) Mumps 5類感染症。学校保健安全法:唾液腺の腫脹が発現した後5日経過し、かつ、全身状態が良好になるまで登校停止。 疫学 4〜6歳に好発... 2020.08.14 微生物学
微生物学 ヒトパルボウイルスB19(Human parvovirusB19) 伝染性紅斑(りんご病) 5類感染症。皮疹が出現したときには感染力がないため登校制限もない。 疫学 0〜12歳に好発 病態 ヒトパルボウイルスB19が飛沫感染によって侵入し... 2020.08.14 微生物学
微生物学 風疹ウイルス(Rubella virus) 風疹(3日はしか) Rubella 5類感染症で、診断後直ちに届出が必要。 学校保健安全法:発疹が消失するまで登校停止。 病態 飛沫感染によって経気道的に感染し、局所リンパ節から全身に移... 2020.08.14 微生物学
微生物学 麻疹ウイルス(Measles virus) 麻疹(はしか) Measles 5類感染症で、診断後直ちに届出が必要。学校保健安全法により解熱後3日間経過するまで登校停止。 病態 主に母体からの受動免疫がなくなった生後6ヶ月以... 2020.08.14 微生物学
微生物学 ヒトヘルペスウイルス8型(HHV-8 :Human herpesvirus ) カポジ肉腫 【病態】性行為や唾液を介して感染すると考えられている。AIDS患者に多発するKaposi肉腫から分離された。Kaposi肉腫は組織内の血管増殖が原因であり、褐色から紫色の腫瘤形成が起こりやすい。易出血性であるた... 2020.08.14 微生物学
微生物学 ヒトヘルペスウイルス6型、7型(HHV-6,HHV-7:Human herpesvirus) HHV-6BとHHV-7の特徴 HHV-6BとHHV-7は突発性発疹の原因となり、HHV-6Aと疾患との関連は不明 。 突発性発疹(知恵熱) Exanthema subium 5類感染症。 ... 2020.08.14 微生物学
微生物学 EBウイルス(EBV:Epstein-Barr virus) 概要 アフリカの小児に多発するバーキットリンパ腫から分離されたウイルスで、このウイルスが感染したBリンパ球は不死化し無限増殖し始める。上皮細胞、T細胞、NK細胞にも感染はする。 伝染性単核球症(キス病) E... 2020.08.14 微生物学
微生物学 サイトメガロウイルス(CMV:Cytomegalovirus) サイトメガロウイルスの特徴 多くの人は乳幼児期に唾液、母乳、尿などを介して初感染し、不顕性感染となる。様々な臓器に潜伏感染し、成人の約90%がCMV抗体陽性となる。 病理では感染細胞に巨大化した封入体を形成す... 2020.08.14 微生物学
微生物学 単純ヘルペスウイルス1型、2型(HSV-1、HSV-2:Herpes Simplex Virus) HSV-1/2の特徴 Cowdry A型封入体を形成する。 HSV-1 幼少期に接触感染で主に口腔粘膜で増殖した後、知覚神経を上行して三叉神経節などに潜伏感染する。その後、疲労や日光の暴露が誘因... 2020.08.14 微生物学